別府アルゲリッチ音楽祭2022年05月17日

昨日のオペラシティ のコンサートに行ってきましたー!アルゲリッチの話題が出るたびに「アルゲリッチと同じ誕生日です。」と訳の分からない自慢をしている私です。ちなみに6月5日、もうすぐです。

さてさて、アルゲリッチの演奏はテッパン、シューマンのピアノコンチェルト。一緒に行ったお友達は最初の音から魅了されたようです。私は、カデンツの部分で感極まりました。
そしてミッシャ・マイスキーとのデュオ、幻想曲集Op.73。シューマンがわずか二日間で書いたという家庭向けの室内楽曲。10分に満たないこの曲だけのための出演とは、ミッシャ・マイスキーの無駄遣いじゃないかと思っていたのですが、アンコールのほうが長かった。堪能できて良かった。それにしても、アルゲリッチのアルペジオ、そして半音階のフレーズはなめらかで本当に気持ちいい。ずっと聴いていたい。これだけでご飯が3杯おかわりできます。どういう例えなのか?

アルゲリッチ登場のときは、待ってました!と割れんばかりの(ちょっと耳が痛くなるくらいの)拍手。アンコールの終わりは満足した温かい拍手。拍手も演奏で変化するというのを目の当たりにしました。もちろん私もその中の一人です。

オーケストラは東京音楽大学オーケストラ・アカデミー。今年開講したばかりなのですね。指揮はチョン・ミンでベルリオーズの序曲「ローマの謝肉祭」(冒頭のコールアングレが良かった)、ブラームスの交響曲第1番。全体の音のバランスがどうなんだろ?とも思いましたが、それはそれでいつもあまり聴こえてこない音が聴けるのは楽しいものです。

盛りだくさんのプログラム(紹介したのは順不同)。アルゲリッチさん、明日は水戸でその後別府入りでしょうか。熱海にも行くみたいですし、お身体に気をつけて過ごしてほしいです。


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