久しぶりの集い2020年07月01日

3か月ぶりに合唱団の集まりがありました。と言っても、いつも使っている文化センターはいまだに「合唱(音楽)NG」なので歌うことはできません。ミーティングです。
テーマは
・何のために合唱をしているのか
・これからの練習をどうしていったらいいのか?

歌うことが大好きな人たちが3か月間歌うことができず、どんな思いでいたのか各々思いのたけを語り合いました。私も不純な動機(カーネギーホールで歌いたい!)で始めた合唱ですが、週一回の練習がどれほど精神衛生上貴重なことだったか…と思った3か月でした。もちろん家で練習しますが、目標もなくそれを続けることはかえって苦痛です。

面白かったのは、アルトさんはとにかくみんなでハモリたいという気持ちが強いこと。ソプラノさんは表現したいという気持ちが強いこと。メゾさんは…その両方?

3月までは、おかあさんコーラス参加のための練習をしていました。その練習風景の録音を聴いて癒されていた、その曲をときどき歌って「あのときは幸せだったなあ」と思っていた、という声がありました。
とてもとてもうれしかったです。
なぜなら、それは私の作った曲だったから(5月のその会で初演していただく予定でした)。そんな風に感じていただけるとは、作曲家冥利につきます。

大きな目標は、来年9月の演奏会。そこに向かって、少しずつ、恐る恐る、練習を再開していきます。
歌いたい。けれど感染したら…。この気持ちのせめぎあいがしばらく続きます。

家ピアノ2020年07月04日

テレビを付けたら、たまたま「家ピアノ」という番組に遭遇。「駅ピアノ」や「空港ピアノ」も面白く見ているけれど、「家ピアノ」は初めて。

自粛期間中の自宅や貸しスタジオのピアノにカメラを設置。ゆりやんが楽しそうに弾いている姿とか、ふかわりょうの「トロイメライ」とか。このお二人はスタジオだったけれど、プロの方々の聴きごたえある演奏もたくさん。そして素晴らしいお宅拝見もまた楽し。モノがたくさんあって、カニ歩きしないと通れないお部屋もご愛嬌。それぞれの一言(自宅にいることの意義やあなたにとってのピアノは?音楽は?など)が、なるほどなあ、と思うことばかり。音楽は自分にとって空気のようなもの、ピアノは気難しい相棒などなど名言のオンパレードでした。




ホームページ2020年07月05日

レッスン室が新しくなり、ピアノが2台になりました。

奥に見えるロールスクリーンもお気に入りです。
大好きなウィリアムモリス。
窓からは富士山が見えます。
とても居心地がよくて、一日の大半をここで過ごします。

昨日調律したばかりで、弾き心地のよい、そして響きのよいピアノ。

ピアノ教室のホームページを新しくしました。ちょっと気合を入れて・・・。
といっても原稿を作っただけですが。まだまだこれから改良していきます。
お時間がありましたら、どうぞ覗いてください。




発表会2020年07月09日

4月から延期していたピアノ発表会。とうとう明後日開催です。
開催できるかどうかわからない状態が続いていましたが、再自粛もなさそうですし、今日になってなんとかできそうな気がしてきました。

生徒さんたちは3か月モチベーションを保ち続けることが大変だったと思います。
昨年の秋くらいから練習しているのですから、10か月近く同じ曲を弾き続けているわけで、貴重な体験でもあったでしょう。
本来なら大勢の方に聴いていただきたいところですが、密を避けるため出演者の家族、親族のみの入場となります。

客席は一席ずつ空けて座る
座ったところは、ご自身で使用前使用後に除菌していただく
出演者は、演奏の前と後に手洗いまたは消毒
頻繁にステージの鍵盤と椅子を拭き、客席のドアを開けて換気
…いつもの発表会では行わないことが多いです。
集合写真も撮りません。

細心の注意をはらって何とか無事に終わらせたいです。

もちろん出演者にはホールでの演奏を堪能してほしい。
お客様には、今では貴重になってしまったライブを楽しんでいただきたいです。


発表会が終わりました2020年07月12日

昨日、無事に発表会が終わりました。いやいや、まだ無事なのかはわからないですね。
今日からしばらくの間、感染者がでませんようにと祈るばかりです。

本番以外はマスクをして、1時間に一回楽屋やホールドアノブの除菌。3人演奏したら鍵盤を拭くスタイル、来場者も恐ろしいほど少なく(演奏者の家族のみ)、いつもとはまったく違う発表会でした。

でも出演者はいつも通り、緊張感あふれるステージ。さすがに長く練習しただけあって、みんな上手に弾けました。


「丸4カ月間音が鳴らなくなったホールに久し振りにピアノが鳴り響いて、ピアノが喜んでいます。」とキララホールの方々に言われたそうです。

…ホールも苦しんでいるんですよね。また、毎日のように音楽が鳴り響く日常が戻ってきますように。

このような発表会ができたのも、いつも準備を怠らない北原敦子先生がいるからです。
本当に皆様に感謝の発表会でした。