METライブビューイング ― 2019年02月15日
調子に乗ってホイホイ出かけていたら、あっという間に風邪をひいてしまった1月後半。
インフルではなくて良かったものの、早く治そうと真剣に寝たために腰痛に。胃腸もすっきりせずにウダウダ過ごした2月前半。
そんな中、うすこ先生、けこねーさまと久々にお会いして3人で映画館へGO!
メトロポリタンオペラのライブビューイング。今年は「椿姫」を鑑賞しました。
いやあ、ヴィオレッタ役のディアナ・ダムラウの素晴らしいことと言ったら…。ほれぼれしちゃいました。セットや衣装が四季の移ろいを表しているのもきれい。
もちろん生の舞台の臨場感とは比べ物になりませんが、休憩中にインタビュー映像やリハーサル映像が流れたり、指揮者が指揮棒を飛ばしちゃったりする瞬間を見ることができるのは、映像ならではの特典でございます。
「椿姫」は昨日終了し、来週から「アドリアーナ・ルクヴルール」が上映されます。
かわいいピアノレパートリー1 ― 2019年02月16日
新刊楽譜のご紹介です。
ヴィヴァルディ、ヘンデル、バッハの名曲を、バイエル中級からブルクミュラー入門くらいのレヴェルに簡単アレンジした曲集です。私はバッハの2曲をアレンジいたしました。このblogでよく登場してくれる私の相棒「うすこ先生」もヘンデルの2曲をアレンジされています。
バロック期の時代背景や特徴、3人の作曲家のこと、曲目の解説がわかりやすく書かれています。かなりの情報量だと思います。子供たちが興味を持ってくれるといいなあ。
このイラストがなんとも味わい深いですよね。全部で4巻なのですが、私はこの3人の絵が一番好き。ヴィヴァルディさんは、ヴァイオリンを弾いているので目を閉じていますが、楽曲解説のページではちゃんと目を開いています。まん丸だけどね…(笑)
ヘンデルさん、そういえば鼻がとんがっていたかしら?バッハさんは見慣れたお顔でございます。
スマホやPCから参考演奏を聴くこともできます。
つづく
かわいいピアノレパートリー2 ― 2019年02月17日
こちらは、古典派の3人ハイドン、モーツァルト、ベートーベンの曲集です。イラストは若いときのベートーベンのようですね。よくあるイメージより若干イケメンなような、イケイケなような…。
古典派音楽の時代の解説として「ソナタ形式」について易しく書いてあります。
でも、掲載されている楽譜は簡単にアレンジしてあるので、第1主題しか出てこなーい。展開部なんて、最果て…再現部に至っては、宇宙のかなた。とりあえず、有名な曲を弾いて香りを感じましょう。形について勉強するときはオリジナルを聴きましょう。
参考演奏はこちら。
さらにつづく・・・
かわいいピアノレパートリー3 ― 2019年02月18日
かわいいピアノレパートリー4 ― 2019年02月19日
4巻は、近現代のくくりから、ドビュッシー、ラフマニノフ、ラヴェル。
ドビュッシーが夢想しているのは…亜麻色の髪の乙女なのですね…髪の毛が五線になってるとか、ちょっと不思議。
内容のほうは、このあたりになってくると一曲が長いし、転調も自由自在なので、見開きページに収まるようにまとめるために、かなり工夫が必要。
いずれにしても、このような簡単アレンジ有名曲を弾くときは、オリジナルを聴くことを強くおススメいたします。簡単バージョンは、どうしても音楽の骨格だけになりがちです。骨太だったらいいけれど、骨皮筋衛門になっては魅力半減です。イメージをふくらませて、肉付きの良い音楽を奏でていただきたいです。
骨格にきちんと肉をつけてある参考音源はこちら。 おしまい
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