夢―逢魔が時?白昼夢?2020年06月10日

NHKBSプレミアムで毎朝5時から放送している「クラシック俱楽部」。コンサートに行けない日々が続くので、こちらの番組を見て演奏会ロスを癒しています。もちろん、録画して。5時になんて起きられないもので(笑)
先週、アリス沙良オットさんのリサイタルを放送。1曲目がドビュッシーの「夢」でした。

来月の発表会で、この曲を演奏する大人の生徒さんがいらっしゃるので、レッスンのあとに録画を一緒に見ることに。打鍵や音色など刺激を受けた部分が多かったようです。
一番話題になったのがリサイタル全体のコンセプト。「ナイトフォール」と題して、その他にサティやラヴェル「夜のガスパール」というラインナップでした。
アリスさんは、「ナイトフォールを日本語にするのが難しく、自分の中では『逢魔が時』」とおっしゃっていて、私はよくそんな言葉知ってるなと感心しました。もしかしてゲーム好きかしら?その世界にはよく使われそうな単語ですよね。それはともかく「夢」はそのようなイメージで演奏されていたわけです。ちなみに照明も素敵でした。

生徒さんは「私は、起きる直前の半分目覚めているようなイメージを持っていました」と。

私は、白昼夢というイメージを持っていました。

みなさんは、どんなイメージを持っていらっしゃいますか?

それぞれがその曲に対するイメージをもっているわけで、それをピアノで表現する…
なんと楽しい時間‼